約15.3km
木曽川沿いに整備された約4キロの景観を楽しめる遊歩道「日本ラインロマンチック街道」を進み、猿啄城展望台からのロケーションを楽しんだ後は、美濃三不動のひとつ「迫間不動尊」を拝観して鵜沼宿へ。
【コースの見どころ】
太田宿
「太田宿」は、枡形が残る中山道に沿って、「旧太田脇本陣林家住宅」、「旧小松屋」、「旧太田本陣門」などを見ることができる木曽川沿いの宿場町で、江戸時代の情緒を現在に残しています。
日本ラインロマンチック街道
この辺りの木曽川は、ヨーロッパのライン川に景観が似ているとして、「日本ライン」と呼ばれ飛騨木曽川国定公園に指定されています。ロマンチック街道は全長4キロで堤防上の一本道を木曽川の景色を眺めながら心地よくサイクリング出来ます。
行幸公園・行幸巌
昭和2年(1927)11月に昭和天皇が木曽川をご鑑賞されたときにお上りになられた岩。岩の上からの眺めは絶景です。命名は当時の大野岐阜県知事で、記念碑もあります。
迫間不動尊
山中にある不動尊で、平安時代の弘仁14年(823年)から続く信仰の場で、本尊は不動明王で自然の岩窟に安置されており、周りの風景と相まって幻想的な雰囲気を味わえます。
中山道鵜沼宿町屋館
かつて武藤家が絹屋の屋号で経営した旅籠で、後に郵便局にもなっていました。明治時代の濃尾大震災後に建て替えられたものではあるが、中庭を囲むように母屋、付属屋、離れの3棟があり、鵜沼宿の町家の特色を今に残します。各務原市指定文化財であり、歴史民俗資料館も兼ねています。
鵜沼宿
平成18(2006)年から再生事業がスタートし、平成20(2008)年に「中山道鵜沼宿町屋館」がオープンしました。その昔、旅籠を営んでいた武藤家から建物の寄進を受け整備したもので、古い町屋の特徴を伝えています。平成22(2010)年には、「中山道鵜沼宿脇本陣」が復元されました。