1.妻籠宿 〜 馬籠宿

約10km

中山道の中でも人気の高い「妻籠宿」、「馬籠宿」を結ぶコース。

リアルの中山道ルートとサイクリングルートが数回交錯し、その交錯ポイントに自転車を駐車して徒歩で中山道の観光スポットを訪れることができます。(宿場内は自転車を降りて引いて通行します) 

 

【コースの見どころ】

  • 妻籠宿
  • 男滝・女滝
  • 「峠入口」バス停付近(石畳を見学)
  • 一石栃の枝垂桜
  • 子安観音堂(南木曽町:天然記念物)
  • 一石栃白木改番所跡
  • 一石栃立場茶屋
  • 峠の茶屋
  • (県境)
  • 水車小屋
  • 馬籠 陣場上展望台
  • 藤村記念館
  • 馬籠宿

 

妻籠宿

全国で初めて古い町並みを保存した宿場町。国道はここから大きく西側にそれ、妻籠宿か大妻籠を通り、山道を抜け、馬籠峠へ向かう道はひっそりとした趣のある道となっています。

男滝・女滝

吉川英治の小説「宮本武蔵」の舞台となった滝で、小説では武蔵とお通の情念の恋の場として登場します。

※左が男滝(おだき)、右が女滝(めだき)

一石栃立場茶屋

立て場とは縦立場のことで、峠のような難所に休憩所として設けられたものです。ここは今も休憩所として運営されており、まさに道中のオアシスです。春には周辺の桜がとても綺麗です。


藤村記念館

藤村の生家であり、馬籠宿の本陣・問屋・庄屋を兼ねる旧家の跡です。すべての作品、直筆原稿、周辺資料など約6千点を所蔵・展示。藤村が幼年時代に学習していた「隠居所」のみ、当時の姿のまま残っています。

水車小屋

今も現役で活躍している水車小屋です。内部は見学可能です。

馬籠宿

約600メートルの急峻な地形にある宿場町は、全国的にも珍しく、坂の下の方には、敵の侵入を妨げるために街道を鉤の手に曲げた「枡形」も残っています。両脇には格子のある民家、資料館、茶屋、土産物店など、江戸時代を彷彿とさせる家並みが連なります。